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 運動会に向けて
 幼稚園では保護者の方と協力し、わが子はもちろんすべての子ども達の成長を喜び合える運動会にしたいと考えています。このお手紙を通して、様々な角度から子どもの姿を見つめ、運動会の取組を通して育んできたことや幼稚園での学びについてご理解いただけたらと思います。

「運動会はどうして幼稚園の園庭でするの?」
 園庭は決して広くはありません。近隣にりっぱな校庭のある味原小学校や広い真田山グラウンドがあります。 それなのになぜ園庭で行うのか、と思われる方もおられると思います。しかし、子ども達にとって園庭で運動会を行うことはとても大きな意義があります。まず、運動会のねらいから考えていきましょう。

運動会の大きなねらいは…
 (全園児) ・いろいろな運動遊びにすすんで取り組み、体を動かす喜びを存分に味わう。
 (三歳児) ・先生や友達と一緒に体を動かして遊ぶことを楽しむ。
 (四歳児) ・心と体を弾ませ、友達と一緒にカを合わせて一生懸命取り組む。
 (五歳児) ・自分の力を存分に発揮し、友達と共通の目的に向かって協力し、互いに認め合い、やり遂げた喜びや充実感を味わう。
と、しています。

 やってみたい、明日もしよう、もっと頑張ろう、などと、それぞれの年齢なりに心を動かし意欲をもつことが、「体を動かして遊んで楽しかった」「頑張ったらできた」など運動遊びの楽しさを味わう、ということにつながります。できるようになるまで教え込むのではなく、子ども達が自分で考え、主体的に取り組むことを大切にしていきたいと考えています。

 教師は、それぞれの年齢の子どもの育ちの姿を受け止め、実態や遊びの興味などを踏まえながら、自分たちで遊びをすすめていく喜びを味わうように、環境や援助を工夫しています。では、子どもが自分たちで遊びをすすめていくためにどのような環境が適切でしょうか。

 それは、やってみようと思った時や友達と考えを出し合い、もっと楽しくなるように試してみよう、工夫してみようと思った時に、すぐに取り組める場、日頃から子どもが慣れ親しんでいる場、安定して取り組める場、子どもの活動に合った場、自分で遊びをイメージしていくことができる場などであると考えています。遊びに必要なものを目分たちでつくったり、準備したり、片付けたりする活動も保育の一環であるので、そのようなことがしやすい環境であることが大切ですね。

 このように、
「子どもの遊びや生活を主体に考えた運動会」となるよう、
運動会に向けての活動を自信をもって取り組むために、
自分たちで遊びを作りあげていく過程を大切にするために、子ども達が慣れ親しんだ幼稚園の園庭で運動会を行います。
狭いため保護者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、よろしくご理解とご協力の程、お願いいたします。

 「子どもにとって運動遊びがなぜ大切? 」
幼児期に体を動かす遊びを十分することは、基本的な動きを身に付けるだけでなく、生涯に渡って健康を維持し、積極的に活動に取り組み、豊かな人生を送るための基盤となります。また、友達と一緒に体を動かすことを楽しむためには、その中で相談したりルールを守って活動したりすることが必要となり、コミュニケーション能力や規範意識の芽生えを培うことにもつながってきます。

 運動会に向けて、それぞれの年齢で、幼稚園での生活や遊びのつながりを考え、子どもの興味や実態をふまえリズム遊びや競技に取り組んできました。子ども達の「楽しかった!」という思いを大切にし、「頑張った」「明日もしよう」「もっと楽しくしよう」などと、主体的に取り組むように工夫してきました。また、友達とぶつかることがあっても、乗り越え力を合わせて活動する楽しさも味わえるようにしてきました。

運動会という行事のために見栄えを優先して教え込みの練習をするのではなく、日々、楽しく遊びを積み重ね、
 体を動かすことが大好き!
 友達と一緒に頑張るって素敵!
 少し難しくても最後まで頑張ろう!
という子どもを育んでいきたいと考えています。






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