校章大阪市立緑中学校

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大阪市立緑中学校

校長 廣瀬文雄

校門に一歩足を踏み入れると、花と緑の楽園が広がり、四季折々の花たちが咲き誇る学校。それが私たちの自慢です。 まるで私たちを歓迎するかのように、そして、私たちを励ますかのように、無心に咲いている花に愛情すら感じてしまいます。

手入れの行き届いた庭や、花壇を見ていると、人のやさしさ、温もりを感じ、胸を打ち、ほっとした気持ちにさせられるのは、草木を大切に育て見守る人の「やさしさ」を感じるからかもしれません。 そうした人たちの何気ない仕事振りや、報奨を期待しない働きがかもしだす「やさしさ」に、触れているからだと思います。

池の鯉は悠々と泳ぎ、私達を見つめています。親子のカルガモは、我がもの顔で走りまわる、光景を微笑ましく感じ、つい私たちも笑顔になってしまう魔法の力があるように思えます。 2月、黄色い菜の花にはじまり、入学式を彩る、薄桃色の桜の花、赤・黄・青の原色が鮮やかな三色すみれ、5月には菖蒲の花が咲き、蓮の花も終わりに、夏には、サルビアの真っ赤な花。今はコスモスの花が咲きはじめています。

四季を彩る草花にも命があり、短い命を懸命に生きています。「ワァーきれい」といって誉めてもらえるのが、うれしくて咲いているのではと思います。

こんな話を聞いたことがある。「花にきれいに咲いてねと話しかけてやったり、誉めてやったり、可愛がったり、音楽を聞かせたりすると、きれいで、やさしい花が咲いてくれる」花がことばや音楽を理解できるのかというと、疑問はありますが、子ども達にも同じように、話しかけたり、話を聞いてあげたり、本を読んであげたり、遊んだりしながら育てていくと、強い絆で結ばれ、心やさしい人に成長してくれると思います。

校庭の草花に愛情を注ぎ、日に焼けで真っ赤になり、滴り落ちる汗を拭う暇も惜しみ、黙々と仕事こなしている背中を見ていると、人のやさしさを感じます。このような人の輪が大きくなったとき、緑中学校は大きく変わっていくと思っています。

生徒と教職員が一体となって、学校目標「人にやさしい学校」づくりに、全力で取り組み、緑中学校をより大きな学校に、愛情豊な学校に育てていきたいと思っています。