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<校章に込められた阪中の誇り>
「梅と銅像」
「東風吹かば匂いおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな」と詠まれた文道の太祖である菅原道真公は、ことのほか梅を愛され、ゆかりの深い北野天満宮や太宰府には、今も春を告げる香りが毎年漂っています。本校の校章にあしらわれている梅は、このように学びを連想する花として、先人の思いが施されて決められたものであり、学校の品格を高める章として輝いています。
校内には、校長室や職員室の北側に何本かの梅の木があり、野口英世博士之像と見事な調和を保っています。五十年前に建立されたこの銅像も、多くの卒業生にその雄姿を見せてきました。
「志を得ざれば再び此地を踏まず」と意を決して上京した野口英世の人生は、多難な生涯であったと伝えられています。幼少のころ、いろりに落ちて左手に大やけどを負い、そのことがきっかけとなり、医学の素晴らしさを知り、医者の道を志すため、熱心に勉学に勤しんだそうです。<略>
陽光が差し込む早春の庭で、梅の花と銅像が今年もまた、巣立ち行く卒業生に熱いエールを送っていることでしょう。
(平成19年3月14日発行 「阪南中学新聞」より引用。当時の井川秀一教頭先生が第58期卒業生に向けて書かれた文章です。)
阪中校長室だより <第19号> 平成20年3月7日発行 で紹介されています。