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OSAKA CITY SENIOR HIGH SCHOOL


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理数科 英語科 普通科

理数科の紹介内容

教育課程表  野外観察実習  理数科施設見学会   理数科講演会  大阪市立自然史博物館見学

課題研究(パスタブリッジと研究発表)

 
理数科

 数学と理科、それぞれの基本になる考え方や原理、法則などを基礎から学習します。
 理学部、工学部、農学部、理系教育学部などへ進学するのに適しています。
 理数科特有の行事としては、1年生の夏休みに野外観察実習を行い、施設見学会や講演会などがあります。


理数科の教育課程表

 理科、数学の単位数が他の科に比べ多く、重点的に学ぶことができます。また、3年生では自分の進路に合った科目を学ぶことができるように、数学などの科目が一部選択科目となります。また、3年生では「課題研究」という科目があり、これは自分で理科、数学、情報の分野において、研究するテーマを決め、1年間をかけて実験や観察を行い3学期にその成果を発表するという科目です。



野外観察実習

 理数科特有の行事として、最大のものは野外観察実習です。例年、1年生の1学期終業式の翌日から3泊4日で京都府京丹後市へでかけます。生徒の間では「修学旅行よりも楽しい!!」と評判の行事です。これから3年間を一緒に過ごす仲間と寝食を共にし、理科のさまざまな分野において力を合わせて、実験、観察を行います。野外観察実習の主な行程表と、その様子です。

1日目 魚っ知館(読み方は「うおっちかん」)の見学
ウニ・貝・海草の採集(3班に分かれて、発生観察や標本作製で使用するウニや貝などを自分達で採集します)
ウニの発生観察(3日目まで当番制で観察を行います)
2日目 プランクトン採集
定置網漁見学1班(実際に漁船に乗船して漁の様子を見学します)
プランクトンの観察
海草・貝の標本作製
天体観測
3日目 定置網漁見学2班
プランクトンの観察
海草・貝の標本作製
製塩所の見学
4日目 玄武洞見学観察
出石散策

1日目 魚っ知館での様子… 館内では、様々な生物の観察を行います。生徒たちも真剣に観察しています。下段左の写真は「足湯」ではありません。
1日目 ウニの採集の様子… 発生観察に使用するウニを自分たちで採集します。観察しやすいように、できるだけ大きいウニを探して採集しています。この年は波も穏やかで、みんな上手に潜ってウニを採集していました。
1日目 ウニの発生観察の様子… 発生観察に使用するウニのトゲをハサミで切り、観察できるようにします。その後、当番制の交代、徹夜でウニの発生を観察します。 最下段の写真は実際に観察できた細胞分裂の様子です。理科便覧に載っているような写真が実際に目で見ることができます!
2日目 定置網漁見学の様子・・・ 実際の漁船に乗せてもらい、定置網漁の様子を見学します。この年は、船の上で取れたてのイカをさばいて食べさせてくれました。
2日目 プランクトンの採集、観察の、海草の標本作りの様子
3日目 製塩所見学の様子
3日目 バーベキューと花火… 野外観察実習は楽しいこともいっぱい!!最後の夜はクラスの仲間たちとバーベキューと花火で盛り上がります。少しの間は、お勉強のことを忘れてはしゃいでいました。
4日目 玄武洞観察、出石散策の様子


理数科施設見学

 平成22年度 2年生 「大阪市立大見学」

理数科2年生の施設見学会として、大阪市立大学へ行きました。高校より、はるかに大きい大学の施設や、研究室の雰囲気を感じてもらえたのではないかと思います。昼食には、「大学生協食堂」を利用し、少しキャンパスライフを味わうことができたようです。簡単な行程表と、その様子です。

 9:30 点呼
10:00 集合
 
10:10 大学概要説明
      大学案内DVD視聴
11:00 入試について説明
11:15 学術情報総合センター施設見学
11:40 昼食 
     <大学生協食堂にて>
 
12:45 3班に分かれて理学部、
      工学部の研究室を見学

14:30 集合
  
(写真左)研究室では、市立の卒業生が迎えてくれました。
(写真中央、右)工学部の研究室では、寒天を使った、擬似光ファイバーケーブルの実験を見せてくれた時の様子です。



 平成22年度 1年生 「企業見学会(パナソニック株式会社見学)」

理数科1年生は、企業見学会として「パナソニック株式会社」へ行きました。見学会の内容は乾電池を主体とした環境や新エネルギーに関する講演と乾電池工場の見学です。「マンガン電池の手作り体験」、「エボルタ乾電池」の工場見学、講演「松下幸之助"モノづくり思想"について」などを通して、理系学問研究に対する意欲を高め、学習への動機づけと、自分の進路選択のきっかけとなることと思います。




理数科講演会

 理数科では、学科特有の行事として理数科講演会があります。現代科学(主に物理、化学、生物、地学の各分野)における最先端の知識を持つ先生方を講師としてお迎えし、講演していだきます。近年では、大阪市立大学より先生方に来ていただいています。内容は、大学の講義内容も含まれることもあり、少し高度な内容になることもありますが、生徒たちは高校の勉強の内容の先にどんなことがあるのか、興味を持って受講しています。

実施年月日 対象学年 所属(講演時) 講演者(敬称略) 講演タイトル
1998/9/3 1年・2年 大阪大学大学院 池谷 元伺 地震前兆現象を科学に~前兆再現実験~
1999/7/14 1年・2年 大阪市立科学館 加藤 賢一 宇宙の化学進化~あなたも私も宇宙人~
2000/9/4 1年・2年 株式会社 アイテス 平島 俊次 工場と環境保全
2001/9/3 1年・2年 京都大学 加藤 和人 遺伝子研究が目指すもの
2002/9/4 1年・2年 大阪医科大学 勝 健一 「消化と吸収」 目で見る消化・吸収の実際とダイエット
2003/9/3 1年・2年 大阪市立科学館 渡部 義弥 「宇宙に生命をさぐる」ぼくらは宇宙人に会えるのか?
2004/9/3 1年・2年 宇宙航空開発機構 田淵 光彦 ようこそ国際宇宙ステイションへ


実施年月日 対象学年 所属(講演時) 講演者(敬称略) 講座タイトル
2005/9/2 2年 大阪市立大学 有馬 正樹 ミクロの世界を見てみよう
2006/1/30 1年 大阪市立大学 樽井 裕 親から子へ伝えられるもの
2006/9/29 2年 大阪市立大学 土江 秀和 分析化学というChemistry
2007/1/30 1年 大阪市立大学 三田村 宗樹 大阪平野の地下を探る
2007/9/28 2年 大阪市立大学 手木 芳男 「電子はミクロな磁石」
~元素の周期律と化学結合から有機物の磁石まで~
2008/2/5 1年 大阪市立大学 高橋 太 ランダムな数列の規則性を探そう
2008/9/24 2年 大阪市立大学 中尾 憲一 相対性理論と重力の謎
2009/1/28 1年 大阪市立大学 池西 厚之 胚性幹細胞(ES細胞)や
人工多能性細胞(iPS細胞)とはどのような細胞か?
2009/9/30 2年 大阪市立大学 中島 信昭 レーザーと化学
2010/1/29 1年 大阪市立大学 益田 晴恵 深海底の熱水系とその周辺で起こっている化学反応と生物活動など
2010/9/29 2年 大阪市立大学 杉崎 満 光と私達の世界
~光で解明した物理学の不思議な世界~
2011/2/2 1年 大阪市立大学 岩切 雅英 結び目の数学
2011/9/28 2年 大阪市立大学 三宅 弘之  キラリティーってなに?~分子が作る鏡の世界~
2012/1/27 1年 大阪市立大学 田中 俊雄 入門バイオテクノロジー ~ 微生物の働きを中心として



大阪市立自然史博物館見学

 理数科1年生は、「大阪市立自然史博物館」を見学し調べ学習を行います。「自然史」とは"Natural History"の訳語で明治時代は「博物学」と呼ばれていました。広く自然界にある多くの事物に関する知識を蓄積する学問という意味だそうです。
 博物館では、身近な自然として、大阪や大阪湾の動物や植物に関する展示、古代の生物の化石や骨格標本、生物の進化やその多様性の展示を見学し、その要点やそこから学んだことをレポートにまとめます。以下はその様子です。





課題研究

教育課程表の3年生にある、「課題研究」という授業についてです。
課題研究では、理科の物理、化学、生物、地学および、数学、情報の6つのジャンルから自分でテーマを決めて、それを1年間かけて実験や観察を行います。内容によっては、物理と化学の両方の知識を必要とするものや、数人で班を組み、協力して実験観察を行うこともあります。それらをレポートにまとめて12月の中旬に発表会を行います。プロジェクターを使用し、大学のゼミ発表やプレゼンテーションそのものです。


 パスタブリッジ

 課題研究の授業の一番最初に、クラスの生徒を数班に分けて「パスタブリッジ」の作成を行っています。材料は「乾燥パスタ」と「ホットボンド」のみ。細いスパゲッティをボンドで接着し、束ねたり板状にしたり・・・。橋の形状を考え、工夫をこらして強いスパッゲティの橋を作ります。判定は「耐荷重÷自重」の比がもっとも高かった(←つまり軽くて丈夫な橋がよいということ)班を優勝とします。

作成日: 4月12日、19日、26日、5月10日の4日間8時間
発表日時: 5月17日、6・7限
場所: 物理教室
条件: 長さ  250mm以上
幅   30mm
自重 100g以内

結果発表
チーム 質量(g) 耐荷重(g) 耐荷重/質量 順位
井上・今井 83.8 3000 35.8
松浦・北田・玉垣 75.7 2500 33.0
重谷・前田 96.5 3000 31.1
小林・古賀 95.6 5500 57.5 1位
矢田・志水 86.7 3000 34.6
寺原・島岡 91.6 2000 21.8
伊藤・岩城 98.0 2000 20.4
藤本 74.0 3000 40.5
柳生・山下・徳野 100.0 4500 45.0 3位
松村・西村・松本 91.3 3000 32.9
光永・藤田・森本 75.8 3500 46.2 2位
守本・柴田 98.5 3500 35.5
井民・山本 93.4 2000 21.4
西 吹野 78.7 2500 31.8
小原・新谷 60.3 2000 33.2
岡村・奥田 77.8 3000 38.6
厚地・大谷・上野 71.5 2000 28.0
大幸・獄釜 61.6 2000 32.5



1位 古賀・小林チーム

シンプルがベストなのか?耐荷重も2位と1000gの差をつけてぶっちぎりの優勝です。


2位 藤田・光永・森本チーム

上部の三角形で橋の強度を強くします!!


3位 徳野・柳生・山下チーム

橋というか「板」!?しかし、耐荷重は2位の4500gです。見た目に反して、なかなかの強度です。


ブービー賞 井民・山本チーム

見た目が美しいのと、強度は関係ないのか!?デキはいいのに、意外にも、もろかったブリッジです。


課題研究発表会

この数カ月の課題研究の時間で、自分で決めたテーマについての研究成果の発表を行いました。それぞれが、発表内容をプレゼンテーションしやすいように、「Power Point」のファイルを作成し発表しました。以下はその発表の一覧と、様子や一部の内容です。

テーマ 発表者
ひっつきむしについて
(通称「ひっつきむし」と呼ばれるコセンダグサ等の市立高校周辺の分布状況やその生態についての考察)
古賀・小林
双頭プラナリア作成 ※写真 ①
(双頭のプラナリアの作成とその行動を観察しての考察)
藤本
ザリガニの体色変化について ※写真 ②
(ザリガニの体の色について、身近な食べ物をエサにして、それを与え続けて体色変化を観察した結果からの考察)
重谷・前田
カイワレの光色変化について
(光の色がカイワレの光屈性にどのように影響を与えるのかを実験。その実験の内容を結果を考察する)
矢田・志水
どんぐりの分布とその中にいる虫の研究
(市立高校周辺のどんぐりの分布。特に、幼虫が入っているものを集め、その中の虫の種類とどんぐりの大きさの関係の考察)
柳生・山下・徳野
grass paper
(身近に生えている植物、オシロイバナ等を使用して紙を作り、その強度や白さ、書き具合を比較してより良質の紙を作ることを目的とした実験の結果発表)
伊藤・岩城
果物由来酵母のパン
(3種類の果物と、蒸留水、軟水、硬水の3種類の水を用いて、酵母液を製作し、酵母菌の能力を比較した。また、その酵母菌を用いて自家製のパン作りも行った)
寺原
DVDの記録層に映る色について
(DVDの記録層の反射を利用して、光の回折現象を実験により検証する)
西・吹野
揺れのメカニズム
(長周期振動、短周期振動について、揺れのメカニズムの発表)
西村・松村・松本
手作り顕微鏡
(レンズ以外は身近な物を使っての手作り顕微鏡)
井民・山本
歩いて発電
(今話題の振動発電のその仕組み、メカニズムの説明と、振動発電する自作スリッパを用いての実験、考察)
藤田・光永・森本
蜃気楼の研究 ※写真 ③
(蜃気楼の発生のメカニズムの研究と、自作装置を製作しての蜃気楼発生実験、およびその考察)
柴田・守本
肥料を作ろう
(自作肥料についての研究をしようと思ったが、失敗)
厚地・上野・大谷
自作入浴剤
(身近な材料を組み合わせて、自家製の入浴剤を作成。それを風呂に入れ、時間経過とともに体温の上昇を計測してその考察。)
小原・新谷
クレヨン作り ※写真 ④
(自家製のクレヨンの製作過程の発表。クレヨンの色も、トマトやパプリカを加工したものや、ココアパウダー等、身近な材料を用いてた。できあがったクレヨンの見た目、感触、書き味、着色などの各項目についてまとめて発表し、最後にそのクレヨンで絵を描いた。)
岡村・奥田
線香花火の製作 ※写真 ⑤
(自家製の線香花火の製作の発表。火薬の量や花火の色を変えて実験を行った。最後に、作成した花火に着火して燃えてる様子のビデオを流した。)
大幸・獄釜
タイピングゲームの作成
(Visual Basicを用いてのタイピングゲームの作成)
井上
C言語でプログラミング
(C言語を用いてのシューティングゲームの作成)
今井
プレゼンテーションを知る!
(情報を整理し、それを的確にかつ効率よく伝える。それだけではなく、人を惹きつけるプレゼンテーションのポイントを考察する)
北田
漫画売上推測!
(漫画の売上を集計し、その推移から考察する)
松浦
運試し。センター攻略。
(過去のセンター試験の傾向を分析)
玉垣

※写真 ①  双頭プラナリアについて 

発表の様子

双頭プラナリアの顕微鏡写真

双頭プラナリアの接写写真
完全に双頭になっているのが分かる
※写真 ②  ザリガニの体色変化について

ザリガニについて、熱く発表

分かりづらいですが、背中のあたりが、青くなっています。
※写真 ③  蜃気楼の研究

発表の様子

自作の蜃気楼発生装置の説明
※写真 ④  クレヨン作り

クレヨンの材料

自作クレヨン(柔らかいものもあるらしい)

できた自作クレヨンの書き味を確かめる。

発表の時に自作クレヨンで絵を描く実演

発表の様子
※写真 ⑤  線香花火の製作

花火に色をつけるための炎色反応の実験①

花火に色をつけるための炎色反応の実験②