平林の町のくらしと仕事 
 

 平林は木材の多い町です。ベニヤ板をつくる工場や板や柱を作る製材工場がたくさんあります。朝、原料の木材をえらんで運びだす仕事をする人たちが貯木場へ向かうのに出会います。木場には製材された大きな板が高くつみあげられています。平林の町にはところどころに貯木場や空き地がありますが、その空き地にも少し前までは、木材が山のようにおかれていたり、近代的な発電所が大量の電力供給をしていたりしました。町の人たちは、多くの資源や可能性を新しい時代にどう活用するかを考えています。 
           
 地下鉄が住之江公園まで延び、ニュートラムがポートタウンやさらにコスモスクエアをつなぎ、大阪市の中心へ直接いけるようになり、いちだんと便利な町になりましたが、駅前を中心に高層住宅やマンションがたちならび、多くの人々が活気ある生活をしています。  

 平林小学校は、とても広い校区をもつ学校です。奈良県からくる大和川が大阪湾へ流れでる川口にあります。海の向こうは瀬戸内海や太平洋に世界が開けています。古代から東アジアの人やもの、技術、文化が大阪湾からどこよりもはやく入ってきました。校舎のまどからは水面にきらめく日の光、ゆきかう大型船、海のかなたにしずむ夕陽が美しくみえます。
 そのような学校でわたしたちは、一人一人の力をきたえ、友だちを大切にし、世の中を正しくみつめ、豊かな社会をつくるための勉強にはげんでいます。